人生が豊かになるアルバム『POP×STEP!?』
Sexy Zone 7th Album
「POP × STEP!?」
が、発売したよーーー!!!
「極東DANCE」Music Clip(初回限定盤A収録映像ダイジェスト)
いやもうわたしが何か言わなくてもみんな買ってるしいろんな人がレビューしてくれていますが、どうしてもどうしてもわたしはこのアルバムが大好きすぎて、好きということをここに書き残しておきたくて、パッションのみでお送りしています。そのパッションだけで夜勤明けでこれを打ってる。寝てほしい。
何か音楽の専門的な知識があるわけでもないし、聴いてきた音楽もほぼジャニーズだし、解説やら考察があるわけでもなんでもありません。しかもSexy Zoneのファン歴だってめちゃくちゃ浅い新参者です。だけどもし、もしこのブログが誰かの目に留まって、そしてその誰かを「POP×STEP!?」に出会わせることができたらいいなと、そんなSNSの巡りあわせを信じて、書き綴ります。
いやシンプルにこのアルバムを聴いた人生と聴かない人生だったら、圧倒的に前者が豊かなんだって!!!本当に損はさせないから!!!先っぽだけ!先っぽだけ!!ね???*1
ということでこちらで全曲(ソロ曲は除く)視聴できますので物は試しに、ぜひ。
https://sexyzone.ponycanyon.co.jp/discography/al/08.html
今回のアルバムのコンセプトとして「Sexy Zoneならではのさまざまなポップソングを詰め込んだ」とあるように、多彩なポップスがふんだんに収録されているのがこの「POP×STEP!?」である。
打ち合わせ段階で「今後アイドルとして、アーティストとしてどうなりたいのか」を突き詰めた結果、彼らがたどり着いたのがJ-POP。2020はオリンピックイヤーであり、東京に世界の注目が集まるこのタイミングで日本のポップスにフィーチャーしたのは目の付け所が天才でしょ!と全わたしが絶賛。Sexy Zone、優勝です。
タイトルもおしゃれなのにこれがまたジャケ写がおしゃれなの。小脇に抱えて持ち歩きたい。裏面に聡ちゃんの傘と風船があるのも、また最高に最高だよね。
これは通常版。なんつーかもう、顔面がおしゃれ。
そしてみんな言ってるけどマジで制作陣が豪華で、最初発表されたとき「トーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーフビーツ!?!?!?」と大声を出してしまった。もちろんおなじみの三浦徳子さん、ケリーさん、などなどめちゃくちゃ豪華で、聴いてもいないのに最高を確信していたのですが聴いたらさらにすごかった。
もう優勝なんだもん。ここTOKYOの今、現時点でのおしゃれを、全部Sexy Zoneが持ってる…!おしゃれを欲しいままにしている!!!という衝撃。いやもうすごくない?
まだ世間ではSexy Zoneってデビュー当時のイメージが強くて、職場の人やジャニヲタでない友人に最近のSexy Zoneを見せると「え?いつの間にこんなに大きくなったの?」とびっくりされるんです。そこで、このアルバムですよ。子供のグループ、キラキラしてるアイドル、というイメージを持っている人にこそ、このアルバムを聴いてほしい。何回言うんだって感じだけど、本当に聴いてほしい。
で、全曲レビューする前に風磨くんのことを少し話しておきたいんだけど、いいですか?いいよ。
このアルバムの縁の下の力持ちといいうか、土台を固めたのは彼のプレゼン力と努力があったからこそ、だなと思ったんです。それは先日のラジオでこんなことを言っていたから。
「SNSをあさって、この人たちセクシーに合うだろうなっていうアーティストを見つけて、レコード会社に直接プレゼンする。こんな雰囲気ですごくいいと思うんですけどSexy Zoneにはまらないですか?って提案する」
(JA全農CDJ)いやこの人すごすぎるだろ!!やり手。めちゃくちゃやり手。ここまで自ら動くアイドルいるの?すごくない?レコード会社を説き伏せる男がグループにひとりいるの、強い。強すぎる。と思ったと同時に、わたしはあることを思い出したんですよ。
今年の三月まで、Sexy ZoneはNHKのラジオ「らじらー!」の土曜22時を毎週担当していて、その中で様々な対決をして、勝負に勝ったほうが好きな曲を流せていたんです。
わたしが前述のとおり「トーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーフビーツ!?!?!?」と大声をあげてしまったのはこの番組がきっかけだったから。風磨くんがこの番組でいつだったか、tofubeats feat.オノマトペ大臣の「水星」を流したことがある。それ以来なんとなくハマってしまって、サブスクあさってダウンロードして、もうめっちゃ聴いてた。音が気持ちよくて。それ以外にも去年のアルバムに曲提供してくれたiriちゃんや今回風磨くんのソロ曲の作詞を一緒に作詞しているchelmicoの楽曲もそこで流していたことがあった。風磨くんの紹介するアーティストはどれもオシャレで、ジャニーズしか聴いてこなかったわたしにはとても新鮮だった。風磨くんが流した楽曲をまとめたサイトを見つけ、それを見ながらプレイリストを作ってしまったほどにお世話になっていた。
そのことを、先ほどのレコード会社に自らプレゼンしたという話を聞いたときに突然思い出して、そしてハッとしました。…あれってもしかして、
わたしたちファンにも「この曲どう?」ってプレゼンしてたことになる……の??
菊池風磨、すげぇええええええええええ!!!!!!
いや別にそういった意図はなくてただ好きな曲を流していただけなのかもしれないけど、でも風磨くんが普段聴く曲は「この曲セクシーに合いそう」と思ってチョイスしているわけで、あながちこの予想間違ってないかも。
前置きが長くなった(前置きだったの!?)長すぎて誰も読まない気がしてきたけど、わたしは続ける。
01.極東DANCE
作詞:多田慎也
作曲:A.K.Janeway / 多田慎也
編曲:GRP
ラジオで初解禁になったあの日から「勝ち」を確信していた曲。っていうかこのご時世ラジオで新曲が初解禁されるのがなんとももどかしくありつつ、すごく良い。歌詞がキャッチーでポップでありながら和のテイストで、かっこいい〜!!!和を以て尊しとなし。聖徳太子〜!!!!!!
2番ではTokyo musicがSZ music、ST musicと歌われていて、それがアルバムリード曲に相応しくてたまらない。風林火山のパート割り、そう来ましたか。うん、この曲には間違いなく聡ちゃんの歌声が合うし、パフォーマンスも絶対に彼がいたら更に映える。そこも、嬉しかった。
戻れない 時は今 運命の Merry-go-round
この勝利のパート、コンサートでは絶対に歌って!!!
作詞の多田慎也さんは嵐の「Still」「マイガール」「虹」(こちらでは作曲)など嵐の楽曲を多数手掛けていて、中でもA.K.Janeway / 多田慎也という組み合わせは「君のうた」と同じコンビ!振り幅〜!!※「バズりNIGHT」もこのコンビだそうです!
02.恋のモード
作詞・作曲:浅利進吾
編曲:CHOKKAKU
イントロ即、大好き。
ちょっとレトロな、古いアイドルソング感もありながらめちゃくちゃにキュートで、調べたら浅利進吾さんは芦田愛菜ちゃんの「ステキな日曜日〜Gyu Gyu グッデイ!〜」を作った方!!いやーー!!わかる!!SexyZoneは、幼女です!!!!!!!
真っピンクでプリティーラブリーキュートな世界観がこんなにもドンピシャに似合ってしまうアイドルはSexyZoneだけ!!(独断と偏見)
03.禁断の果実
作詞:春和 文
作曲:KOUDAI IWATSUBO / Seiji Iwasaki
編曲:生田真心
イントロ即、大好き(デジャヴ)!
この曲嫌いな人、いないよ〜!!サウンドにどことなくサザンオールスターズみを感じているので、年上世代の方にもはまるんじゃないかなー!これわたしSexyZoneが歌ってなかったとしても好きだもんね。KOUDAI IWATSUBOさんはKATーTUNにも多く提供していたので存じ上げておりますが、100パーセント好きな曲作ってくるから住所教えて欲しい。あの、ハムとか贈るので……。
SexyZoneはパート割りが毎回すごく素敵と思ってるんだけど「何を隠そう俺はジゴロ」を風磨くんとケンティー歌わせたの誰〜?歌い方の癖の違いがニクイ!あと佐藤勝利の「食べちゃおうか?ね?」の良さも30分くらい尺貰って話したい。
作詞:Kanata Okajima
作曲:原 一博 編曲:CHOKKAKU
MVのテーマが「イタリアのチャラ男」だったけど歌詞はもうひたすらに甘くて可愛くて、SexyZoneは一生こういう歌を歌って欲しいと切に願う。
わたしほんとにマリちゃんの甘くて少し癖のある声が好きだなぁとしみじみしちゃうよね。両A面シングルの曲だけどアルバムの中にあっても通しで聴いちゃう。
05.タイムトラベル
作詞:HIKARI
作曲:Victor Sagfors/HIKARI
編曲:CHOKKAKU
歌詞を見ると歌詞の言葉のひとつひとつがまるで小説を読んでるみたいに深いんだけど、流れるような歌い方で耳が気持ち良すぎる。これファルセットはコーラスかと思ってたら先日読んだ記事にメンバーの歌声と書いてあったんだけど、マ????上手すぎん???
本当にカッコイイしオシャレなんだけど、全ジャニヲタが好きだよ!!(決めつけ)このテイストの曲がアルバムに入ってると「やるなぁ」と思ってしまうジャニヲタなので、めちゃくちゃどハマりした。
ちなみにHIKARIさんは上田くんのSPARKINGの作曲してる方なので、ほらもう、好きだよね。
06. Blessed
作詞・作曲・編曲:Kai Takahashi (LUCKY TAPES)
一番聴いてる。もともとラキテが好きで、これはとんでもない事になるのではないか、と思ってたらまじでとんでもない曲がきた。
今をときめくアイドル、地球を回すんだよなんて歌っているSexyZoneが「世界は僕らを待ってはいないだろう それならもう少しだけ眠らずにいようか」なんて歌う。これを聴いてると真夜中すぎ、夜も深まった東京の街を車でドライブしてる気持ちになってくる。自分もこのキラキラした世界にいるのに、それを俯瞰で見ている気分というか。なんでだろう車持ってないのに。*2……前世の記憶?
07. BLUE MOMENT
作詞:前迫潤哉
作曲:前迫潤哉 / ツカダタカシゲ
編曲:石塚知生
東京ドーム、もしくは国立競技場でのコンサートの終盤、汗だくになりながらシンプルなツアーTシャツ姿でこれを歌う未来の5人が目の前に現れた。……予知?
学生時代の青春を歌っている曲だけど、SexyZoneはもうSexyZoneが学生時代だし青春じゃん……。学生時代の思い出に近い世代に響くんだろうけど、わたしのような、もう学生時代?はて何年前じゃったかな……という年齢にも響く。
08. ○△□
作詞:ケリー
作曲:竹内サティフォ
編曲:生田真心
王道アイドルソングポップス!!!このアルバムの中でいちばんアイドルっぽいというか、そんなことを思っていたらこちらのブログで竹内サティフォさんはジャニーズに楽曲提供するのが夢と知る。
歌詞は可愛いだけじゃなくて深いし、SexyZoneの曲って歌詞をじっくり読むと深い作品多いよね。
09. ダヴィンチ
作詞 : MiNE
作曲:Susumu Kawaguchi
作曲に注目して欲しい。ゼンゼンカンケイナイと同じ人だ!!!
今年ももしかして、セクシーJAPANに会えるのだろうか。まさかの復活ライブはあるのか。乞うご期待したい。
「開いてるぜ君の社会の窓」で社会の窓をにやにやしながら開けるパフォーマンスをする菊池風磨に1万円賭けたいとこだけど、この歌詞は2番。惜しい。
10. まっすぐのススメ!
作詞:金井政人(BIGMAMA)
作曲:Susumu Kawaguchi / MORISHIN
編曲:Susumu Kawaguchi ブラスアレンジ:兼松 衆
「腐れ縁で幼馴染 切っても切れないline」をふまけんのパート割りしたの天才……?歌詞がめちゃくちゃめちゃくちゃかわいい〜!「ウサギさんマインド」「チキンライスハート」などなど。金井政人さんは「麒麟の子/Honey Honey」のカップリング曲「天空のロイヤルブルー」を提供してくださった時もその歌詞の可愛さに最高!となってしまった。
11. Tokyo Hipster
作詞:三浦徳子
作曲:本間昭光
編曲:トオミ ヨウ
間違いがない。
風磨くんはラジオで最後にこの曲がきて、マジ?と思ったと言っていたけど、このトンチキ感がSexyZoneの真骨頂であり、魅力だよ!!!!!!!LOVE!!!!!
確かに渋谷は昔谷底だったし、銀座は海だったよ。わたしたち、銀河系のはじっこで出会ったし。何一つ嘘は歌っていない。
三浦徳子さん、これからもSexyZoneに素敵な歌詞を書いてください。
12. MELODY
作詞・作曲・編曲:tofubeats
これは期間限定ストリーミングでMVが作られているのを見ても分かると思うけど、極東DANCEがこのアルバムのリード曲であり華だとしたら、これはこのアルバムの根っこだと思う。
優しく語りかける口調の歌詞が優しい。SexyZoneとわたしたちの関係性をメロディが繋ぐ「友達」と例えてくれているようで可愛いし、MVの世界観だとSexyZone同士の関係性も「友達」って言ってるみたいで最高……。
まじで期間限定のMVの完成度が高すぎて全人類に見て欲しい〜。ここでちょっと見れるけどフルで見て欲しい。損はさせないよ本当に。
【「MELODY」Music Clip+Document Movie of「POP × STEP!?」Jacket Shooting】ダイジェスト映像
13. One Ability
作詞:MiNE
作曲:STEVEN LEE / MiNE / Atsushi Shimada
編曲:Atsushi Shimada
ストリングスアレンジ : 田渕夏海
上手く伝わるか分からないんだけど「ジャニーズによくあるジャニーズっぽくないかっこよさ」を極めた1曲と思ってる。STEVEN LEEさんはKATーTUNにゴリゴリ曲「N.M.P」「SADISTIC LOVE」「DANGER」などなどを提供してくださっている方なので、耳馴染みが良いというか間違いない。*3
言いたいこと色々あるけど長くなるから一つだけ。マリウスの低音、めちゃくちゃヤバくない?????
14. それでいいよ
作詞:Ms.Mimosa / KOUDAI IWATSUBO
作曲:KOUDAI IWATSUBO / Soma Genda
編曲:Soma Genda
この曲を、わたしはSexyZoneが思い悩む夜や凹んだ日があるなら、そばに行って歌ってあげたい。突然のすごい迷惑な提案。
でも、歌詞を良く読んでますます思う。これはファンであるわたしたちにSexyZoneが贈ってくれた素敵な曲だけど、わたしはSexyZoneに「それでいいよ」って歌うような気持ちでこの曲を贈りたい。この気持ちでこれからも応援していきたい。
何個でも言えるくらい、SexyZoneの素敵なところがあるし、SexyZoneは世界でたったひとつの輝く誇りだよ!!!
15. 麒麟の子
作詞:EARSY
作曲:KOUDAI IWATSUBO / Kuwagata Fukino
編曲:Kuwagata Fukino
一億回聴いても好きだ〜〜〜!!この曲の立ち位置はここであるべきなんだ!という間違いのない場所に曲順配置されてて最高になっちゃった。去年の唯一のシングル曲。もっと出して欲しかった、けど、本当に最高の、渾身の一曲だったのでたくさんコレクションしてしまったのも良い思い。攻め!!!の一曲だよね。SexyZone、どんどん大きくなっていく〜!!!*4
16. HIKARI
作詞:タナカヒロキ(LEGO BIG MORL)
作曲:Simon Janlov / 辻村有記
編曲:Simon Janlov
ダブルアンコ(涙)(涙)(涙)(涙)
ウィーアー???
SexyZoneーー!!
\パーン/
ありがとう〜〜〜〜!!
ってなったのわたしだけか。
めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃいい。こういう、パッと見明るい曲なのにどこか切なさを孕んだ「切なポップス」*5がわたしは産まれた時から大大大好きで、聴きながら泣いた。最高。
いや、長いよ。
ソロ曲も全部語りたいんだけどまだゆっくり咀嚼していたいから〜言葉に、出来ない。
こう、ジャニーズらしくないオシャレな曲ばかり!ではなくて、今回のアルバムはジャニーズあるあるもめちゃくちゃ詰め込まれてるし、その一方で普段ジャニーズを聴かない人にも手に取って欲しい!!という仕上がりなので、本当に老若男女全ての世代、性別、全人類に聴いて欲しいよ〜〜!!
他グループ担でSexyZoneは知ってるけどまだまだ子供のイメージな人とか、ジャニヲタ卒業しちゃった〜っていう人とか、なんかもうみんな、
聴いて……!!
人生が豊かになる。それを、お約束します。